器質性出血(きしつせいしゅっけつ)
器質性出血とは
器質性出血は膣部びらん、老人性膣炎など炎症性のもの、子宮筋腫、頸管ポリープなど良性腫瘍によるもの、子宮頸がん、子宮体がんなど悪性腫瘍によるもの、子宮穿孔、頸管裂傷、膣裂傷など外傷性のもの、流産、早産、子宮外妊娠など妊娠性のもの、まれに血小板減少性紫斑病、白血病など出血性素因によるものなどがあります。
何らかの病気が関係してくる不正出血を総称して器質性出血といいます。
これらの病気による出血の違いは素人にはほとんどわからないもので、量の多さと病気の危険度が一致していないこともあるのです。
出血量が少なくても、初期の子宮頚がんである可能性もあります。
こういった病気は適切な治療を行えば治るケースが多いのですが、不正出血をそのまま放置すると貧血などその他の疾患を引き起こす原因になります。
特に悪性疾患の場合、発見が遅れると治療が困難になります。
そのためには不正出血があったら、早めに婦人科を受診して、原因をつきとめ、早期に治療してもらうことが大切なのです。