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黄体機能不全(おうたいきのうふぜん)


不正出血の症状がでる病気「黄体機能不全」

黄体機能不全とは

黄体とは、卵巣で卵胞が排卵したあとに変化してつくられる器官です。

主にプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌し、受精卵の子宮内膜への着床や妊娠の維持に重要な役割を果たしています。

黄体機能不全とは、黄体からのホルモン分泌が不十分になったり黄体の存続そのものが短縮する状態を指し、不妊症の原因にもなります。

不妊症患者の約10%が黄体機能不全とも言われています。


黄体機能不全の症状

月経周期が全体として短縮したり、黄体期、すなわち予測される月経の2週間前に不正出血を起こしたりします。


黄体機能不全の診断と治療

黄体機能不全かどうかを調べるのに欠かせないのが、基礎体温の測定です。

高温相に入る時の温度の上がり方が鈍かったり、高温相と低温相の温度差がほとんどなかったり、高温相が10日以内と短いケースも黄体機能不全が疑われます。


黄体機能不全の治療は黄体機能不全の原因となっている因子に対する治療が主となります。同時に、全身性の病気がある場合は、その治療も行います。

中枢機能の不整のために排卵が正しく起こらない状態と考えられる場合には、積極的な排卵誘発療法が行われます。これに、黄体期での黄体ホルモンなどの補充を加えることもあります。

ただし、これらは妊娠を望む人に行われる治療であり、妊娠を希望しない人には必ずしも必要ではありません。


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