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妊娠の異常

不正出血が原因となる妊娠時の異常について解説します。妊娠時に不正出血があったら、即座に産婦人科へ行きましょう。大切な赤ちゃんの命にもかかわることです。

妊娠の異常一覧

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侵入奇胎(しんにゅうきたい)

侵入奇胎の症状

妊娠した時と同様の症状で吐き気や嘔吐、おっぱいが張るなど。

不正出血。


着床出血(ちゃくしょうしゅっけつ)

着床出血の症状

茶褐色や茶色いおりもの、薄い血の少量の出血、生理痛のような軽い腹痛などが症状としてあらわれます。

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

稽留流産の症状

胎嚢や心拍音の確認できない。1度は確認できた心拍がその後止まってしまったなどです。

放置しておくと強い腹痛と大量の不正出血をともない、場合によっては子宮内に感染を起こして最悪子宮を摘出しなければならない場合もあります。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)

子宮外妊娠の症状


自覚的症状としては通常の妊娠と何ら変わるところはありません。
ところが、子宮体部内膜以外の場所はもともと赤ちゃんのための場所ではないため、いつまでも発育し続けることはできません。

子宮内でなければ順調に胎児が発育する場所がなく、その場所で流産になったり、卵管が破裂したりして、出血が腹腔内にたまってくるため、下腹部痛が起こります。少量の不正性器出血が持続することが多く、腹腔内出血の量と速さにより、程度の異なる下腹部痛が起こります。

前置胎盤(ぜんちたいばん)

前置胎盤の症状
妊娠中期から後期にかけて突然何の前ぶれもない無痛性の不正性器出血がある。
出血量が多量の場合には出血性ショック状態となり、血圧低下、頻脈、意識低下に陥る。

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)

常位胎盤早期剥離の症状
動けなくなるくらいの激しい腹痛や子宮硬直、不正出血など
子宮内の出血の増加にともなって、子宮は板状に硬直し(お腹が板のように硬くなる)、子宮内胎児死亡、ショック症状をひきおこすこともあります。

切迫流産(せっぱくりゅうざん)

切迫流産の症状
妊娠中に少量の不正出血が断続的にみられます。
出血量は多いほうが流産の可能性が大きく、下腹部痛を伴うこともあります。

絨毛がん(じゅうもうがん)

絨毛がんの症状
月経異常、不正出血、おりものの増加。
吐き気や子宮、卵巣の腫大や腹腔内出血による下腹部痛。
肺への転移により、胸痛、咳(せき)、血痰(けったん)、呼吸困難が起こる。

胞状奇胎(ほうじょうきたい)

胞状奇胎の症状

胞状奇胎が生じると、妊娠したときと同じような症状が現れます。
ただし、胞状奇胎は胎児よりもはるかに速く増殖するため、腹部は正常な妊娠に比べて
早く大きくなります。
吐き気や嘔吐がひどく、不正出血がみられる場合もあります。